シリコンチューブとゴムチューブ

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ゴムチューブとだけ聞くと自転車のタイヤ、庭のホース、病院なら注射をする際に巻きつけるなどが思い浮かびます。
汎用性が高くて使い勝手も良いですし、加工もしやすいですから馴染みやすいですね。

最近ではゴム製のものやシリコンチューブも活躍しているのを目にします。
シリコンゴムは柔らかく柔軟性があり、直射日光の影響下でも劣化しにくく幅広く使用できます。
伸縮性が高く引っ張り強度も強いですし、薬剤の強い影響にも耐えられます。

この伸縮性や柔軟性・耐熱性などを活かして電線の配線作業にも使用されています。
半田付けをした部分にシリコンのチューブをかぶせて熱を加えると縮みますので電線の被覆代わりになります。
柔らかく曲げても使用できます、絶縁性もありますのでこういった電気工事・電子作業にも最適ですね。

食品衛生法にも適合していますので食品製造機器などでの使用もできます。
理化学研究分野では薬剤への耐性、約-50~+200℃までの温度環境への適応ができるのも便利なところでしょう。
さらに半透明なので作業中のにも目視でチェックができるのも助かります。

最近ではホームセンターでさまざまなサイズのものが量り売りされています。
車のウィンドウォッシャータンクのホースが破損した際には安価で手に入りましたので大変重宝しました。