検索エンジン

皆さんはインターネットブラウザで探したいページをどうやって見つけますか?見つけたいページを探す方法は沢山あります。例えばページURLをクリック、URLを入力、検索エンジンでキーワードを入力、お気に入りに入れておいて一発で表示、QRコードを利用等見つけ方は様々です。
今回はワード検索で利用する検索エンジンの歴史についてです。検索エンジンとはGoogleやYahooの事を指します。検索エンジンの歴史は今まで紹介してきた数々の歴史の中でもまだ浅いかもしれませんが、検索エンジンは誕生から二十数年で劇的な進歩を遂げているのです。
最初期はインターネットで見つけたいウェブサイトに辿り着くためにはそのウェブサイトのタイトルを正確に知っておきそれを入力しないといけませんでした。
1990年に史上初の検索エンジンArchieが誕生しました。モントリオールのマギル大学の学生が開発したものです。この検索エンジンの誕生以降様々な検索エンジンが作られます。日本でも研究が進み、学生が作った検索エンジンが後に商用されるケースもありました。これらは当時のユーザーにとっては実用的で人気がありました。
1995年12月、日本にローカライズされたYahoo JAPANがサービスを開始します。始めは運営側もあまり力を入れていなかったと言われているこのサービスですが、この世代のインターネットユーザーの急増や様々な企業との連携が後押しによって徐々に人気を集め、この世代のポータルサイトとしてトップに躍り出ました。
その後数年は群雄割拠と呼べる程の検索エンジンのサイトが急増しました。
そして、1998年にあのGoogleがサービスを開始します。このGoogleはトップにバナー広告を一切排除し、使い勝手も非常にシンプルにした仕様が好評となり人気を集めました。今では検索エンジンのトップとし君臨し、インターネットで調べる事を俗にググると呼ばれる様になるほどの知名度を誇ります。
その後もパソコンの検索だけでなく、スマートフォンでの検索エンジンにもかつての群雄割拠の様にスマートフォン用の検索エンジンが作られています。
果たしてスマートフォンの検索エンジンのトップに躍り出るのはどの企業のどの検索エンジンなのか。筆者としてはとても注目しています。