トリアエズナマ!ビール編

ビール

いよいよ夏本番に向けて季節が動いてきました。
そんな夏の時期の楽しみであり、生きる活力がキンキンに冷えたビールでしょう。
かくいう筆者もまずはビールで喉を潤して派なのでいつも以上に気合が入っております。
ビールの製造過程は大きく3つの段階に分けられます。
まずは製麦工程です。
大麦に水分を含ませて発芽させます。その後乾燥させて生育を止め根を取り除き麦芽を作ります。
大麦を発芽させることによってデンプンを糖に分解するための酵素が生成されるからです。
次の工程は醸造で仕込みや醗酵、熟成に濾過を行います。
醸造工程の始めの仕込み皇帝はとても重要な工程です。
ビールの味を左右するといっても過言ではありません。
最初の工程でできた麦芽を粉砕し、製品によっては副原料のコーンスターチなどを温水で混ぜ合わせお粥のような状態にします。
その後お粥状のものを濾過して麦汁を作り、ポップを加えます。このポップがビールの香りや苦味を生みます。
またイソアルファ酸の働きによってビールの泡もちをよくしたり、雑菌の繁殖を抑制する効果もあります。
話が脱線しました。麦汁は適切な温度管理がなされ、麦芽が持つ酵素の働きで、デンプンが糖に分解されていきます。
その後麦汁を冷却し酵母を加えて発酵させます。
大体1週間で麦汁内の糖分アルコールと炭酸ガスに分解され、若ビールという段階に入ります。
この若ビールを熟成させるといよいよビールになってきますが、最終工程で熟成が終わったら酵母を濾過して取り除きます。
濾過が終わっていよいよ飲めるようになったらいよいよ最後の工程です。
ビールが参加し香りや味が劣化しないように瓶などに充填されます。
この際に空気と触れないように最新の注意が払われます。

いかがでしたか、簡単ではありますが夏場がもっとも美味しいビールの製造過程でした。
筆者も絶対に仕事が終わったら今宵は一杯やります。