携帯電話の現物を3D-CAD化

携帯電話の業界の競争激化と共に、端末のデザイン・機能開発について各メーカーの開発が進み
多機能な機種など、さまざまな製品が存在すしています。

①携帯電話ボデイを3D計測 ②計測データからCAD作成 ③リバースエンジニアリングデータ作成001-process

<携帯電話ボデイ >
◆ボデイなどの樹脂製品はプラスチック材料を. 金型に流し込み固めて出来上がります。
◆トウモロコシなどを原料とするポリ乳酸とポリカーボネートの複合素材の開発。
◆素材の混ざりやすさを向上させ、より微細な構造にすることで高い耐衝撃性を実現。
◆金属なみの熱伝導性を持つ植物由来のバイオプラスチックが開発された。
◆高い熱伝導性を備え成形性に優れ、耐熱性や強度も確保した環境面に配慮した素材。
◆ケースの樹脂成分の90%が植物成分のバイオプラスチックでできているボデイ。
◆携帯電話などの筐体の金型を製作はミクロン単位の精度、高精度かつ複雑形状に加工。
◆携帯電話ボデイの現物⇒ 3D計測 ⇒インペラ3D・CADモデルデータ作成 CADデータベース化

<用語>
◆端末・・・電子式あるいは電気機械式の個々の物理的な機械部品のハードウェア。
◆ポリ乳酸・・・ 乳酸がエステル結合 によって重合し、長くつながった原子が共有結合高分子。
◆ポリカーボネート・・・熱可塑性プラスチック。透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性等に優れている。
◆熱伝導性・・・媒質中に温度勾配に、勾配に沿って運ばれる熱流束の 大きさを規定する物理量。
◆植物由来・・・セルロース系、澱粉系、乳酸系、琥珀酸系、酪酸系、グリコール酸系等種類がある。
◆バイオプラスチック・・・動植物から生まれた再生可能なトウモロコシなどのでんぷん有機性資源。
◆ミクロン単位・・・メートル法の長さの単位で,1ミクロンは1000分の1ミリ で,1マイクロメータ。