トレーサビリティー支援システム-食品の流れを一貫管理

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アンデックス(仙台市青葉区、三嶋順社長)は、中小食品加工業者が原料の入荷から加工、出荷までの流れを一貫して管理できるトレーサビリティー支援システム「スマトラ」を発売しました。

業務用スマートフォンとクラウドサービスを使い産地や流通だけでなく、原料の入出荷から加工過程までを把握できるものです。
食品事故が発生した場合でも、そのロットや原因追及が容易となり、高度なリスク管理が可能です。
価格はシステム導入費用と端末1台込みで100万円から。

【トレーサビリティーの解説】
あらゆるモノの流通経路を生産段階から、消費や廃棄時に至るまで追跡可能な状態(システム)をいいます。

特に遺伝子組み換え食品やアレルギー問題・産地の偽装やBSE(狂牛病)問題で、消費者の関心は食への安全へと集まっています。
生産者~流通業者~販売業者、また廃棄する場合の業者に及ぶまで、全体の通れを把握する事で多方面での検証も行えるのです。

今では消費者自らが携帯端末などで、生産者や流通経路までの履歴を確認できるようになっています。
こういった動きは流通・輸送業者にも広がって、荷物の受付番号で追跡できるようにもなっています。
通販ブームには消費者も販売者にもメリットのあるシステムではないでしょうか。