椿大神社の中の茶室「鈴松庵」

椿大神社画像

椿大神社と茶室「鈴松庵」
筆者は大学生時に三重県鈴鹿市にある猿田彦大本宮、椿大神社を友人に紹介されて初めて訪ねました。
それから定期的に通うようになりました。
紹介された当時はパワースポット巡礼などが流行っていた時期です。
椿大神社は高速道路で鈴鹿インターを下りて最初の信号を右に曲がって進んでいくと近くまで辿り着けます。
鈴鹿インター周辺からは大きな紅い鳥居が見えるのも特徴です。
椿大神社の境内は山からのきれいで豊富な水が巡っています。
神社の境内の中には「鈴松庵」という茶室があって一服800円でお茶(茶道のお抹茶)とお菓子(和菓子)が頂けます。お菓子を載せたお皿はそのまま持って帰ることができます。
筆者は鈴松庵でもらったお皿を名古屋市内の1人暮らしの部屋の隅の盛り塩に活用していました。
この「鈴松庵」は松下幸之助氏が庭園とともに寄進した茶室です。
鈴松庵の名は鈴鹿の「鈴」と松下の「松」を頂戴してできました。
大学の友人が筆者に紹介してくれたように筆者も高校時代の友人などを連れて行って参拝したり、茶室「鈴松庵」で共に一服したりしました。
神社ではお清め用の塩やお砂も売っています。

松下幸之助氏は「経営の神様」とも呼ばれている松下電器産業株式会社(現パナソニック)の名経営者です。
筆者も「道をひらく」「ものの見方・考え方」などの著書を大学生時に書店で買って読みました。
「道をひらく」などの松下幸之助氏の著書はいまだに売れ続けているロングセラーの名著です。
その松下幸之助氏も椿大神社を訪れました。
たいそう気に入ったそうで何回も椿大神社を訪ねています。
拝殿の建物の中には松下幸之助氏が写った記念の写真も掲げられています。

松下幸之助氏の著書は自己啓発の本としては素晴らしい名著だと筆者は考えています。
一方で松下幸之助氏の生きていた時代と今の時代とは製造・生産されている製品も様変わりしてきてはいます。
パソコン・スマホ・タブレット・IoT機器・半導体・電気自動車、水素自動車、自動運転機能、コネクテッドカーなどの新しい仕様の自動車・新しいお掃除機能のエアコン・その他家電など21世紀に入ってからどんどん新しい製品が生み出されてきています。
松下幸之助氏の名言や名著から教訓を得ることはできますが、今を生きるそれぞれの人が自分の頭で考える必要のある新しい時代に私たちは生きているのではないかと筆者は考えます。