救世主?悪魔?麻のあれやこれ

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最近なにかと話題に事欠かない植物があります。
元女優の高樹沙耶さんが逮捕されワイドショーを騒がせば、
伊勢神宮が大麻の栽培許可を求めたり、はたまた環境のために大麻を耕作しようとする考えもあれば、医療用とかで大麻を使おうとする国もあったりと、よくわからなくなっているのが本音です。
今回はそんな麻の商業価値なんかを書いていこうかと思います。

麻は中央アジアが原産とされている一年生の草本です。
アサ、大麻、マリファナと呼び方はいろいろですが、評判は今現在あまりよくないです。
まずは麻のいいところを書き出してみます。
まず麻は生育が早いです。しかも肥料や除草剤、殺虫剤を施さなくてもどんどん育つそうです。
気温が温暖であれば3か月で目一杯成長し、綿よりも強い繊維が取れます。
製造業的には通気性の良い衣服や住宅の断熱材、自動車の車体パネルなんかに用いられます。
また麻の果実は生薬で麻子仁と呼ばれ栄養学的にたんぱく質豊富で脂肪酸などの含有バランスも良く、七味唐辛子なんかに入っているほか、鳥の餌などにもなっています。
この果実からとった油は食用以外にもアロマテラピー用の線香になることもあります。

では次に否定的な意見というか悪い面を見ていきたいと思います。
麻には量はまちまちだが、デルター9-テトラヒドロカンナビノール(THC)という化学物質が含まれています。
古くはかの高名な歴史家ヘロトドスが著書の歴史で記しているくらい古いです。
これが我々が麻薬とかマリファナとかいう元凶です。
あとは多くを語らなくてももう周知の事実であろうかと考えます。

麻を支持する人たちは麻で環境にやさしい紙ができるといいます。
普通の紙だと木質パルプにする際に大量の化学物質が必要です。しかも樹木の伐採が大きな環境問題になります。さらに高濃度の除草剤と殺虫剤を必要とする面と比べても環境への配慮の面で優れていると支持者は言います。
繊維用の麻から作られる紙からはTHCはほどんど検出されないのも彼らの声を高める1つです。
ちなみにアメリカ独立宣言の記草も麻の紙でされている。この紙はベンジャミン・フランクリンの工場で生産されたと言われています。
さらにジョージ・ワシントンやトマス・ジェファーソンも麻のプランテーションを経営していました。

麻の持つマイナスの面は確かに大きいです。
しかし成長速度が速いなどの良い点も確かにあります。
現在の科学ならそれらの問題を解決していけると私は思います。
実際無毒麻は日本で種苗登録されています。