偏光レンズや調光レンズの特徴

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アウトドアという言葉を聞き慣れない頃は「キャンプみたいな…」というイメージばかりでした。
釣りもアウトドアの趣味のひとつでしょうし、サイクリングやバーベキューパーティもアウトドアになってしまうようになりましたね。

こういった屋外での行動では女性はお肌へのケアも気になることでしょう。
しかし男女問わず気になるのは「眩しい日差し」そのものでしょう。
以前、夜間の自動車の運転時に「眩しい」「見えづらい」などを黄色のレンズ使用のサングラスでカバーできることをご紹介しましたが。

昼間ではこういった「偏光レンズ」「調光レンズ」の効果とはどうなのでしょうか。

*** 偏光レンズと調光レンズの違いとは…
・偏光レンズ
偏光レンズは波長を整理するレンズのことで乱反射して視界に入ってくる波長をカットすることで良好な視界を確保できます。
安価なものの中には角度が変わると同じものを見ても「歪んで見える」ほどのものがあるそうです。

・調光レンズ
調光レンズは “主に紫外線” との反応をハロゲン化銀(※1)によって抑えるものです。
勝手に調光してくれるので便利ですが「一度濃くなるとなかなか戻りにくい」という点があります。
このため屋外から室内などに入った場合など、急な変化には追いつかないので不便だったりすることもあります。

※1:フッ素・塩素・臭素などと同じ元素と電気陰性度(原子が電子を引き寄せる力)の低い元素の化合物で、光に反応すると密度が濃くなる特性があり写真フィルムや印画紙にも利用されています。

偏光レンズは使用する場面によって透過具合をセッティング(レンズのはめ替え)できるものがあります。
自分の場合ですが、昼間は「茶色系」夜間は「黄色」というように使い分けることで、通常時でもトンネル走行時でもかけ替えること無く使用できるのは便利です。

オフィスでのPC作業などで活躍してくれるのが「ブルーライトカットのメガネ」で、特定の光による目への影響を緩和してくれるものです。
(紫外線に近い波長域(約400nm付近)で特定方向からの光を通しにくくすることが目的です。)

さまざまな作業の中でも「モニター」とにらめっこという事が多くなりました、このようなアイテムによって “目への負担を減らす” ことで「肩痛」「腰痛」もラクになるそうです。
また「ゴーグルタイプ」なら、製造・加工作業時などの安全確保にも活躍してくれそうですね。