品種改良って難しい

ea4829c10754326b483f1de6ccb190ec_s

気候の変動や人口増加、農業従事者の不足などで農業のこれからはどうなるのでしょうか?

例えば病気に強く効率的に作付けから収穫までを行えるような品種ができれば、耕地面積に対して収穫量を上げる事ができますよね。

[植物の主な品種改良方法]
分離育種…
特別な事をせずにできた作物の中から変異したものを選別し、それを育成して改良された品種としていく方法。
これは自然の成り行きに任せるやり方なので、うまくいけばできるという方法ですね。

交雑育種…
人の手で別々の品種の良いトコどりを「人工交配によって」行う方法です。
この方法が品種改良の主眼とも言える方法ではないでしょうか。

他にも、細胞レベルの操作をしたり放射線を照射したり…遺伝子組み換えも品種改良の一つでしょう。
しかし、一回の交配でできた「新種」「改良品種」でも一代だけで判断はできないので、新しい品種として落ち着くまで3~4代の交配育成をする必要があるそうです。

動物でも交配による品種改良がされています。
サラブレッドや犬・猫・豚や牛などの家畜もそうです。
サラブレッドも時速約80kmで走ることができるそうですし、人間の使役目的で犬や猫は改良を繰り返されてきました。
動物でのこういった改良は時に失敗という結果になってしまう事もあります。
簡単に廃棄するわけにはいかないですから大変な研究ですよね。

「より良いもの(作物・育成)を」と手がけるのはみなさん同じですからね。