レプリカを3D計測

レプリカについて

レプリカとは製作者自身によって作られた、オリジナル製作物や資料の複製品をいいます。
製作の依頼としては、おもに博物館、資料館などの歴史的な目的の展示用としてつくられます。
レプリカの使用により、貴重なオリジナル資料を照明等での劣化から防げるので、長期にわたって展示物が可能になります。
高価なオリジナル資料を所有する必要がなくなり、その分資料点数を増やす事もでき、多くの貴重な資料を展示発表することができます。

  • アンモナイトレプリカ
  • 恐竜レプリカ
  • 骨格レプリカ
  • 古代勾玉レプリカ
  • 土器レプリカ
  • 古銭レプリカ
  • 宇宙船レプリカ

レプリカのリバースエンジニアリングの利用

レプリカを作成するには、
シリコン樹脂を塗布 ⇒ 外側を石膏でかためる ⇒ エポキシ樹脂などのレプリカの原料となる樹脂を流し込む ⇒ 型から外し成形する
レプリカの製作段階において現物を破損する危険性があります、そのためデータ採集は非接触式の3D計測方式が適しています。
現物をデジタル化することで、CAD/CAMでの型製作、及び3D画像の取り込みも可能になります。

レプリカの実物形状からリバースモデル作成

  1. レプリカの実物形状を3D計測します。
  2. レプリカの実物形状データからポイントデータを採取、計測データの点群を最適化します。
  3. 複数の方向から3D計測した、点群データを独自のアルゴリズムの効率的手順を利用し、正確に位置を合わせます。
  4. ポイントデータの点群データを、三角ポリゴンメッシュに再構成し、個別のポリゴンデータを合成して最適な三次元データにします。
  5. ポリゴンデータの断面を円弧や直線などの幾何線に置き換え、抽出した断面ラインを利用してCADモデリングをします。
  6. リバースモデリングの専用ソフトウェアーにて、3D計測からリバースエンジニアリングのCADモデルを作成します。

 

<用語>

シリコン樹脂・・・ケイ素と酸素を骨格とする化合物、無機化合物で安定した物質。

石膏・・・焼やれた石膏の粉末と水を加えると発熱・膨張して固まる。

CAD/CAM・・・CAD設計と工作機械で加工出来る制御プログラムを生成する機能を持つソフト。