車内でも音にこだわる派ですか

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カーオーディオも多様化しています。
携帯音楽プレイヤーやスマホからBlueToothでとばしたり、トランスミッタ―で聞いたりしている方も多いでしょう。
カーオーディオではスピーカーを運転式側・助手席側と2つのみで聞くのが一番というかたも多いでしょう。
よく見かけるミニバンなら各列にもスピーカーを設置している方もいるでしょう。

スピーカーも振動部分に紙製品を使用するものが主流でした。
低音域では比較的良い音を再現できますが、高音では音の歪みを生じてしまいます。
また車内の温度や季節の変化で起きる湿気などでその性能が安定しないのが欠点です。
ツィータースピーカーを増設する事でカバーしている方も多いでしょう。
最近では紙製のものに代わり、ビニールの応用製品も多く出回っています。
金属の振動素材や、セラミックの素材を使用したものもあります。

今では車内の静寂性も上がっていますので、走行しながら高音質で音楽鑑賞もできますね。
今回発表されて話題になっているのは竹の繊維で作られたスピーカーです。

パナソニックの「竹プラントオパールスピーカ」というスピーカーです。
振動部分には従来も竹の繊維や竹炭を練りこんだ樹脂を使用していました。
今回は葉の部分にある硬い材料(竹プラントオパール)をしようした樹脂振動板を使用したスピーカーを発表したものです。

この「竹プラントオパール」は鉱石にも近い硬度を持ち、クリアな音域での高音質再生を実現できるものだそうです。
硬度の高いものだと音の伝わる速度も大きくなり、振動の損失も減るため音質も向上するというものです。
また、従来の紙製のパルプよりも、生育の早い竹を使用する事で環境への負担も軽減できるようです。

仕事帰りには良い音でお気に入りの音楽を聴きながら余裕をもった走行をしたいものですね。

詳しくは、[プレスリリース] 業界初「竹プラントオパールスピーカ」を製品化(2014年2月25日)