なぜWindows9が無いのか

パソコンのOSで最も普及しているのはマイクロソフト社のWindowsです。マイクロソフトはソフトウェアの開発・販売の大手企業です。そのWindowsですが2015年から2016年の夏にかけてWindows10への無償アップグレードのキャンペーンを行っていたのは記憶に新しいと思います。

アップグレードの対象のOSは主にWindows7、Windows8、Windows8.1です。これらのPCを持っていた方は無償アップグレードの期間中にアップグレードの催促されたと思う方もいるでしょう。ところでどうしてWindows9がリリースされなかったのか気になったことはありますか?WindowsのOSは1985年から販売をスタートしています。Windows1.01から始まりそこからナンバリングが続いていました。ナンバリングの他にWindows95、98、xp、Vistaといった非ナンバリングのOSもあります。そのナンバリングの中で9だけが存在しない理由ははっきりしていません。なぜならマイクロソフトが9の欠番理由を公に説明していないからです。

なので9の欠番には様々な噂や憶測があります。その中で有力な説が、過去のWindows9という名では過去のWindows95、98とPCが誤判断してしまうからとという説です。もしこの説通りで9が欠番なのならWindows20というOSが出ることも無いでしょう。なぜなら過去のOSにWindows2000があるからです。

過去にはWindows9を欠番にしないで欲しいというユーザーの声もありました。
この騒ぎに乗じてウィルスを仕込んだ「Windows9」のダウンロードサイトというもの登場したそうです。勿論、偽物のソフトです。
歴史を重ねたWindowsが名前が被るという理由でOSのナンバリングに欠番が出るのなら今後は数字から始まる名前のOSはナンバリング以外に無くなるのではないでしょうか。
Windows前提のアプリケーションが多数存在している今となってはWindowsOSの良し悪しがパソコンの出来を左右します。
時代とともに変わるWindowsのOSは今後も改良に期待をしていきたいところです。