これはイイかも!!壊しちゃったあの部分を「プラリペア」で修理したい。

01
写真:リモコンの電池カバーの突起部分って結構折れやすいんですよね。(セロテープで張り付けてあきらめますか?)
結構便利に使っていたプラケースのフタのロックが効かなくなりました。
擦り減って引っかかりが無くなってきてフタを閉めてもちょっとした振動で「パカッ」と開いてしまう。
あと、クルマの部品取り付けの際に外した「リベットファスナー」の一部が折れた!

こんな時あきらめて新しいものに買い替えるキッカケかもしれませんが、「もったいない」とか「同じ部品だけを手に入れるのが難しい」などが理由でほったらかしになりがちです。
「できれば直して使いたい」…クルマいじりが好きな方、工作が好きな方ならきっと思うはず。

パテで作る方もいるでしょうが、パテでは可動部分にはあまり向かないようですね。
パテのイメージとしては「溝を埋める」「下地として使う」という位のカンジです。(造形物製作には慣れが必要?)

そこで武藤商事さんの「プラリペア」が結構使えそうで気になりました。
細かい粉末状の「アクリル合成樹脂」と専用リキッドを混ぜて硬化させるものです。

さらに「型取りくん」というポリエチレン樹脂のアイテムも必須だと思います。
温めると柔らかくなるのでその間に型を取ってしまいます、固まったら外せばOKなのもすごく手軽です。
プラモデル製作で折れてしまった部品の再生もこれでできそうです。
「型取りくん」は何度でも繰り返し使用できるのも魅力的です。
ねじ穴や取り付け穴など代替部品のないものを再生できるのも大変便利です。

作業も液体を入れた容器から注射針のようなノズルを装着して、液材を粉末樹脂に一滴おとしてノズルの先端につけ直して補修したいトコロへ持っていきます。
粉末樹脂を補修個所にのせたら液材を少し足しながらノズルの先端でならしてあげれば後は待つだけ。

液材で粉末樹脂も補修個所の樹脂も馴染んで硬化しますので「接着剤」でくっ付けたのとは出来上がりが違います。
約5分で硬化してしまうのであとは「ペーパーがけ」「ペイント」すれば完成です。

別売りの「ガラス繊維」を使用して付ければさらに強化できるそうですので、バイク・クルマ・ホビーなどから家電製品の補修までできそうです。

クリア・白・黒・赤・青・黄色とカラーバリエーションもあるそうですが、とりあえず「クリア」なら後でどうにかできそうな気がします。

ポリエチレン・ポリプロピレン・フッ素樹脂・ナイロン・エンプラ系の樹脂は相性を見てからの方が良いそうです。

http://www.plarepair.net/ 武藤商事様HP:プラリペアの紹介ページ(使える動画もいっぱいです)