生活には欠かせない「アルミニウム」の特徴

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キーンと冷えた飲み物は美味しいですよね
アルミニウムといえば「アルミ缶」「ホイール」など身近な場面で活躍しています。
軽くてリサイクルしやすいという良いトコばかりの “アルミ” ですが、その特徴を見てみましょう。

*** アルミニウムのいろいろ…
アルミニウムはこの地球上の金属元素として非常に多いものです。
結合性の高さも良く(良すぎる…)、そのため単体で取り出すことが困難です。
なので主に「アルミニウム合金」などといったカタチで活躍しています。

アルミニウムの作り方・・・
まず鉱物である「ボーキサイト:※2」を細かく粉砕します、水酸化ナトリウムの溶液で加熱溶解させます。
この際「アルミナ:※1」が沈殿していきます、これをろ過して加熱・乾燥させることでアルミナを取り出すことができます。
こうやって取り出した「アルミナ」に「氷晶石」「フッ化アルミニウム」の電解反応により陰(-)極にアルミニムが析出します。
ここから「アルミニウム」の地金ができるのです。

※1: アルミナとは酸化アルミニウム、研磨剤にも使用されています
※2: ボーキサイトには、アルミナ・酸化鉄・二酸化ケイ素・酸化チタンなどが含まれていて世界中で採掘できるものです

リサイクルによる「アルミニウム」の精錬・・・
アルミニウムの空き缶のリサイクル率は87%以上という国際的にも高いというデータがあります。
回収されたアルミ缶は溶かして精錬されて「新たなアルミ缶」となることも、また上記の地金精錬の際の材料としても再利用されています。

アルミニウムは同じサイズでも重量は「チタンの60%」「鉄鋼製品の30%」という軽さが魅力です。
ただアルミニウムだけでは硬さや性能に不十分な面もあるため、他の金属と組み合わせた「アルミニウム合金」というカタチで使用され強度・耐食性・耐熱性などの性能がより強化されます。

またアルミニウムは空気中の酸素と反応して表面に酸化膜を形成してしまうのですが、その皮膜はある程度の層ができればそれ以上の進行をしなくなりその皮膜で内部を保護するという特長もあります。
さらにその皮膜は電解液に浸けて電気を流すことで人工的に作ることができます、みなさんにもお馴染みの「アルマイト」がこれです。

ご家庭でも職場でも「アルミニウム」を使用したモノはいっぱいあります、その性能によって広い分野で活躍していますよね。
また、アルミニウムの成分は “制汗剤”や”胃腸薬” にも使用されていますよ。