「ポリゴンミラー」気づかないうちにお世話になっているものなんですね

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以前自動車の安全補助装置でもある「レーダー」について記述させていただきました。
その中で「ポリゴンミラー」というパーツに注目しましたがその「ポリゴンミラー」の活躍をさらに見てみましょう。

*** 意外と身近にあったりします..
例えば、オフィスにもコンビニにもある「コピー機」内でポリゴンミラーは活躍しています。

コピー機には円筒状の感光媒体があり、一行づつデータをミラーで反射・感光させて印刷をします。
こうすれば、毎回インクを噴射させて印刷する方式よりも格段にスピードアップできるのです。

ポリゴンミラーを使用することでデジタルデータを高速で転写することができます。
ミラーの1面で1行のデータをやり取りでき、6面体(6角形)なら1周することで6行のデータを書き込むことができます。
さらにミラーの回転速度を毎秒400回転とすれば、1秒で2400行の書き込みができます。

ポリゴンミラーの面数は5角形や6角形が主流だそうです。
[ポリゴン=多角形] ということですが、多すぎても精度や性能に反映されるものでもありません

*** コピー機以外にも…
またスーパーやコンビニなどでのレジでは商品のバーコードを読み取り清算しますが、そのレジにもポリゴンミラーを使用したバーコードリーダーが使用されています。
読み取る対象の「角度や上下の逆などにもしっかりと対応できる」のが特徴です。
しかし一般の(たて縞)バーコードは間隔の広さがあまり無いので移動させながらのスキャンは苦手だそうです。

そういえばスーパーのレジ係りの方が2~3度往復させて読み取らせていますよね。
でも一番「速く」「正確に」読み取らせるにはしっかり位置を固定させたほうが良いということだそうです。
バーコードリーダーは太さの異なる線とその間隔を読み取りデコード(データの補正)をしています。
その際に移動させられてしまうと「太い線?細い線?」…というように読み取れなくなるのだそうです。(移動速度にもよる)

*** 一瞬でも読み取ることができます…
高速で回転して正確に情報を読み取る(照射する)技術は、ミラー面の高度な表面処理技術がものをいいます。
ポリゴンミラーはコピー・バーコードリーダーのほかにも、レーダー装置やスキャナや計測機器にも応用されています。

「ほんの一瞬」でデータのやり取りが行われているのですから、ホント人間技ではできないことですよね。