電波を捉える方法って?手作りアンテナ(リフレクタ)の効果は?・・・WiMAXで実証。

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わたくしごとですみませんが、ネットなどの通信には「WiMAX」を使用しています。
常時接続して家族みんなで使用するなら回線の工事もしてもらいたいのですが…。

パソコンを使用するのが自分だけという環境でたまに接続したいだけという程度なのに工事なんて…というトコロから「WiMAX」を使用しています。

*** モバイル通信のポイント…
さすがに有線接続でノートパソコンをもってウロウロすることはできませんし、移動するたびになにやらすることがあるのも面倒。
こういうときには「無線LANだろ」って言われるでしょう…
しかし他県の親類宅で接続する事がよくあるので、モバイル通信はホントに助かります。
※年齢の高い世帯でネット環境がありません…

ただし通信の受信状態次第では「圏外」や「かなり遅い」ことも多くあります。
今回取り上げている「WiMAX」は、屋内での受信状態が不安定なことが良くあります。
方向を変えたり窓際に移動することでかなり改善されますが…。
「もっと速い環境を!!」これはスマホやタブレットなどを使用されている方でも普段感じることの一つでしょう。

*** だったら自分でアンテナを作ろう!!!…
やるんならなるべく「お安く」電波の受信状態を向上させましょう。
1:○円ショップのキッチンコーナーで「ボウル」を購入、その前に受信機を置いて試してみたのですがイマイチ。
2:同じくキッチンコーナーのレンジフード(ガスコンロの囲い)を使用してみました、とても大きいので期待したのですがこれもイマイチ。
3:結局いらなくなった紙箱に “アルミホイル” を貼り付けて作成したものが一番よく受信できました。

大きさは大きすぎても効果があるとはいえないようです。
しっかりと受信できるように設置できれば本体よりも少し大きいくらいで大丈夫でした。

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モバイルルーター”HWD-15″と自作のリフレクタです、使用する際には窓辺にしっかりと固定します。

*** 電波を拾う工夫はみんないっしょ?…
テレビ(ケーブルテレビ以外)やラジオ、携帯やスマホだって電波で送受信しているのですから要領は同じです。
ただ「強弱」によっては屋内ではムリということもあります。

「WiMAX」で使用している周波数帯は2.5GHzと高周波数で容量も大きいのが特長です。
しかし建物や木立ちなど障害物となるものがあれば通信しにくくなってしまうトコロが弱点です。

ラジオ放送でも本体の向きを変えるだけでバツグンに受信できたりしますよね、みんな同じような対処で改善されるんですね。

*** 実測しました… ※「WiMAX2+」での速度になリます
自宅-屋外(数箇所実測)では平均24Mbps、自宅-屋内(窓辺)では平均1~3Mbpsです。
サクサクと動画を見るにはキツイのですが、あちこちのサイト閲覧なら充分です。
ただし窓辺から数cmほど遠ざかるだけでアウト(圏外もアリ)です。

そこで!!自作リフレクタの登場!!
屋内での速度が約9~20Mbpsにまで向上しました、さらに窓辺から1m以上離れても圏外にはならなくなりました。
再生時間の長い動画ファイルも途切れることなく再生できるようになりました。
※しかし受信の状態が不安定であることには変わりはありません。

*** もっと改善できるのでしょうか…
今回は “私事” を持ち出してこじつけたカンジですが、実際にも電波はいろいろな機器類からも出ていて干渉することもあります。
こういった現象により精度や安定性に影響が出る場合もあるでしょう。

電波は目には見えませんが、PCやスマホアプリなどで「回線の速度」が測定できるので確認作業もできます。