だれもが使う勉強のお供 鉛筆編

鉛筆

最近家の中を整理していたら小学生の頃に使っていたと思われる鉛筆がたくさんでてきました。
思えば最後に鉛筆を使ったのはいつだったのだろうと考えるほど最近はシャーペンやボールペンしか使っていないと思ってしまいました。
今回はそんな鉛筆の製造過程についてです。

まず鉛筆を作るのには芯を作るところから始まります。
この芯の材料は黒鉛と粘土。黒鉛は主に中国から仕入れたもので炭素からなり、鉛は入っていません。黒鉛と粘土に水を加えて混ぜ合わせます。
この際の黒鉛と粘土の比率が鉛筆の硬さ、HBとか2Bといったものになります。
混ぜ合わせたら芯の太さに整形し1本1本切り出します。
切り出した芯を100℃以上の熱で焼き上げて硬くします。
焼き終わったら、芯にたっぷりと油をしみ込ませて、滑らかに書けるようにします。
鉛筆の機の部分は30mにも育つインセスシダーというヒノキを使います。
アメリカ産で現地の工場で加工され、スラットとよばれる板の形で運ばれてきます。
板の厚さは5mmほど。そしてスラットに芯を入れる細い溝を掘ります。
スラット1枚から9本の鉛筆を作るので溝を9本彫っていきます。
スラットに接着剤をつけて、彫った溝に芯をのせます。
そして彫ったスラットを上にもう一枚かせねて、芯をサンドイッチ状にします。
その後鉛筆の形にカッターで削っていきます。
削り終わったら鉛筆に塗料を塗っていきます。
そして最終工程として文字やマークを刻印します。
この工程の後に汚れや傷がないか検査し、1ダースごとに箱詰めされ出荷されます。

こうやって調べてみるとこれもまた結構な手間隙がかかっているのだと再認識しました。
特に芯に油をしみ込ませて書き心地をよくするなんて想像もしていませんでした。
そんな手間隙がなんだか少しうれしくなってしまいました。