いろんな場面で活用される「てこの原理」

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このような “かわいい笑顔” は、明日への大きな力に変わりますよね。
みなさんは「てこの原理」はご存知ですよね。

“支点・力点・作用点”と、なんとなくテンポも良く覚えやすいですよね。
この「てこの原理」はいろいろな場面で応用・活用されています。

*** 活躍はジャンルを問わず…
「てこの原理」は意識していなくても知らず知らずの内にその機構・作用を応用しています。
たとえば…ハサミ・ホチキス・栓抜き・くぎ抜き・シーソー・はかり……などなど、挙げればキリがありませんね。
特に身近にあるものの一つに「自動車(自転車など)のブレーキ」がありますが、「てこの原理」の作用によって作動しています。

「てこの原理」は、小さな力で大きな作用を得られることが最大のメリットでしょうし、その作用によって「押す」「切る」「持ち上げる」などといった広い応用範囲には私たちも恩恵をいただいています。

*** こんな例も…
「てこの原理」は図で見ると “左側” と “右側” のバランスと “支点” の位置でその効果もさまざまです。
また「支点」の位置や「力点」や「作用点」の位置が違うものもあります。
工具など力の要る作業に必要な道具(工具)にも「てこの原理」が活かされています。

基本的に、”距離A×重量A=距離B×重量B” という原理がはたらきます。
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事務所にある “押し切り” も、ペンチやニッパー、ポンプやくぎ抜きなどのように「カットする」「引き上げる(抜く)」などの作業に使用されます。
※ 押し切りは、事務仕事以外でも野菜や鉄板のカットなどにも使用されますね

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この「てこの原理」はアルキメデスによって唱えられたものの一つです。
小さな力を大きな力に変えることや、力の伝達方法や方向を変えたりすることで遠くへと伝達することもできます。
作る側の工具類や、そこから作られる製品にも「てこの原理」は活かされています。