組立機部品のCAD化

現組立機部品の現物から3D-CADデータ作成

<組立機部品の現物>
①非接触式3D計測。3D計測スキャンで形状データ採取 精度 50μm (0.05mm)。
②採取したポイントデータの点群整理。ノイズ除去処理。最適合化。3Dデータに合成。
③採取した点群データから3Dポリゴン作成。ポリゴン面の最適合化。ポリゴン面編集。
④ポリゴン面から特徴線を抽出。CADモデリング。3D-CADのリバースモデルを作成。
⑤リバースモデルのデータ出力。CADファイルフォーマット形式IGES及びパラソリッド。

001-process

<組立機 >

◆ 組立機は扱う部品の種類が多い。組立るためには,圧入,ねじ締め,カシメ,溶接,接着等工程が多種。

◆エンドミル、ドリル、リーマ、タップ、正面フライス、ボーリングバイトなどのツーリングは部品の集合体。

◆機能,構成,部品の大きさ,形状,数量,材質等によってツーリングは部品大きく変わる。

◆より効率的な生産設備を取り入れ,同種企業の中でいち早く安定した生産体制をめざすニーズがある。

◆複雑雑で微妙な人間の手の動きによる組立工程を、巧妙に 自動化されます。

 

<用語>

エンドミル・・・らせん状の刃を回転させて工具の側面、端面で切削する先端工具。

リーマ・・・ドリルなどで空けられた穴を穴の内面を滑らかに精密に仕上げるための工具。

タップ・・・おねじを縦みぞで分割、切刃を 形成させ穴の内側にねじを刻むために用いられる工具。

ボーリングバイト・・・旋盤や平削盤などでの切削加工に用いられる工具。

ツーリング・・・ドリルやタップなどの刃具を保持し、工作機械に取り付いた工作機械保持工具。