タービン翼

タービン翼のリバースエンジニアリング
燃料の燃焼によって得られた高温のガスを膨張させてタービンを回すことにより、燃焼ガスから動力を得るタービン翼の現物を、X線CTにより、形状をデータ化、3D-CADする、リバースエンジニアリング技術。

X線CTスキャンを使用してタービン翼を3Dデータ化
◆Z方向に段差の無いデータを取得できます。
◆X線CTスキャンの精度 20μm (0.02)
◆隠れている部分、アンダー部分、裏側部分もスキャン可能。
◆製品の全体の形状データをCADで合成し3Dデータを作成します。

X線CTスキャンから採取したデータから3D-CADデータ作成
◆タービン翼の羽根の表面、裏面側面、機構部等の各方面からデジタイジング。
◆タービン翼の隠れている部分もX線CTでデジタイジングします。
◆タービン翼の羽根の全体形状データをCADで合成、3D-CADモデリングします。
◆タービン翼)の羽根の全体形状データ再現精度0.05(50μ)範囲。

製品モデル用データの作成方法
1、タービン翼の羽根全体の点群(ポイントデータ)の編集。
2、タービン翼のポイントデータから三角点を結びポリゴン面作成。
3、三角パッチ面から1枚の羽根をモデリング方式でCADモデリングします。
4、タービン翼の羽根全体の中心を軸にして回転コピーでCAD面を作成。
5、中心を軸にして回転コピーで作成のため均等が取れたデータになります。
6、金型用等のCADモデリングデータとして使用できます。

形状検証用データの作成方法
1、タービン翼の羽根全体の点群(ポイントデータ)の編集。
2、タービン翼の点群(ポイントデータ)から三角点を結びポリゴン面作成。
3、タービン翼の羽根全体の面をそのまま作成。
4、タービン翼の変形等は現物のままデータになります。
5、タービン翼製作用のCADモデリングデータとしては不向きです。

X線CT利用のリバースエンジニアリング
1-inpera 2-X-ray-ct 3-inpera 4-inpera
製品の現物 X線CTスキャン 採取 CADモデリング