プロトピック軟膏、自身のアトピー治療について

最近、筆者は皮膚科のかかりつけ医師の指導・管理のもとでステロイド外用薬の使用から脱却することができました。
2014年6月から皮膚科専門医のクリニックでステロイドとヒルドイドの混合の軟膏の外用薬を塗っていました。
ヒルドイドは保湿薬です。ヒルドイドは軟膏とローションとがあります。
約4年ほどかかってステロイドの外用薬から脱却できました。
結構な長い時間がかかりました。

経過としては強いステロイドの外用薬から徐々に医師の管理のもとステロイドの強さを弱めていって、1番弱いステロイド外用薬とヒルドイドの混合の軟膏でしばらく時間をかけて様子を見て、それからプロトピック軟膏とヒルドイドの混合の外用薬だけにしていって、経過が良好ということで医師の判断でステロイドを含む外用薬からの脱却に無事成功しました。専門医師からもアトピー体質の患者さんの治療としての理想的な処置にまでようやく落ち着いてきたねとアドバイスされています。

プロトピック軟膏とその成分タクロリムスについて
「タクロリムスは1984年藤沢薬品工業(現アステラス製薬)の研究によって、筑波山の土壌細菌「ストレプトマイセス・ツクバエンシス」より分離されました。
1999年にプロトピック軟膏として発売されています。
山之内製薬と藤沢薬品工業との合併により2005年以降はアステラス製薬の薬品となっています。」
(「」、プロトピック軟膏 タクロリムス Wikipediaより引用)

「プロトピック軟膏のタクロリムスの濃度は成人用で0.1%、小児用で0.03%となっています。
免疫抑制剤のタクロリムスを外用薬として製剤化したものです。
1993年から治験として使われ始め1999年6月に認可されました。
ステロイドの「strong」の強さをもつ一方、正常な皮膚には作用せず(分子量が大きいため)、炎症が強く壊れた皮膚にのみ浸透していく性質があります。
顔や首などステロイドによる副作用が強く現れやすい顔面や頸部に使われやすいです。
特にアトピー性皮膚炎で生じる頸部のさざなみ沈着には効果が高いとされています。
使用開始初期にヒリヒリとした刺激感や火照りを感じる人もいますが、徐々にそれは治ってくることが多いです。
妊娠中・授乳中は使用禁止となっています。
日本では小児用は2歳以上16歳未満、成人用は16歳以上の適用となっています。
外用後の強い日光浴は避けるべきとされています。」
(「」、アトピー性皮膚炎 タクロリムス軟膏 プロトピック軟膏 Wikipediaより引用)