「プラスチック」の品質や質感をグレードアップさせる表面加工

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プラスチック製品の品質が向上することでいろいろな場面で使用することができるようになりました。

こういった成果は「数量・品質の安定生産」のおかげではないでしょうか。

生産数量の安定性は、原材料の安定供給や機械の性能向上が主なところでしょう。
さらに真空蒸着やスパッタリングや真空転写などの技術で表面への加飾を行えば、デザイン性や質感を向上させることもできます。

「メッキ」・・・紫外線などによる品質の劣化を抑えられ、金属の光沢による高級感や質感を持たせる。
「転写」・・・真空にして密着させることで「シワ」「ズレ」なども起きにくくなっています。
「塗装」・・・メッキ・木目・メタルなどの質感を感じさせるものが多くなっています。

転写・塗装は表面に載せるようなイメージです、加工もしやすく量産向きでしょう。
また「溶融亜鉛メッキ」のように表面付近に浸潤させて品質を改善させる方法もあります。
さらにレーザー加工・エッチング・研磨のような表面の形状自体への改善も表面加工のひとつです。

特に曲面への印刷なども可能になったことで素材の持ち味を活かしつつ別の質感を味わうことが安価にできるようになりました。
平滑な面での印刷・転写だけではなく、「シボ」などのような凹凸感は「見た目」にも「触感」にも差が出てきます。

*** 表面処理をするメリット
反射防止や曇りの防止、静電効果による植毛など
撥水性や抗菌性などコート(バリア)する
電気的な絶縁性を持たせる、帯電防止など
以上のような機能を持たせることで使用するシーンが広がったり、耐久性の向上によるコスト面への効果も期待できます。

ガラッと話題が変わりますが「スマートホンって薄くて、以外にも”スルッ”と落しやすい」のが難点ですね。
大事なデータが満載されているツールですので「置き忘れてしまわない存在感」「落下による破損防止」のためにもカバーを装着しましょう。
「スマートホンのカバー」にもカラフルなものやおしゃれなモノが多く販売されています。
これらの商品にも表面の処理ともいえる加工がされていますよね、ぜひお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。